ラムはいつかひつじになる

フツウの家庭の子が病院の先生をめざすおはなし

帝王切開の憂鬱

予定帝王切開

子宮にトラブルがあり
妊娠がわかったときから
帝王切開が決まっていました

20年以上前になります
妊娠・出産の周辺環境は
今と状況が違うと思うので
現代の状況とは違うであろうこと
ご了承ください

当時はやはり 普通分娩が通常であり
帝王切開や無痛分娩は
私より上の世代の母や義母にとっては
異常でした

痛みのない出産と言われて

相当の痛みありましたけどね…
「出産の痛みはわからないよね」
言われたことも あります
それは 羨ましいという意味だったと
思うのですが
母失格なのかな と 悩んだこともありました

出産後 母乳が出なかった時は
帝王切開で楽したせいね と 言われたことだって

それでも 子どもは成長しました
あの時 もやっとした気持ち
なんだったんだろうな
と 今となっては 思います

帝王切開ができない時代だったら
生まれなかった 命
帝王切開という 医療技術に感謝

生まれる前から 医療のお世話になっていた
ラムです