ラムはいつかひつじになる

フツウの家庭の子が病院の先生をめざすおはなし

私立医学部に全集中する

共通テストが終わって

共通テストの自己採点のあと
何度も話し合いをしました
みるくは バンザイシステム*1に取り憑かれました
自己採点を入力して
A判定の学校をいくつもいくつも抽出しました

現役時代とは違いA判定がいくつもあったのです

ただ 医学部はやはり難しい
それはわかっていたことです
共テで9割 それが 最終目標
そうでなかったとしても 8割はいる
8割を切ったら 国公立医学部の出願はやめる

切ってしまったのです

それでも傾斜や二次の問題との相性で
不可能ではないと 11月の面談で言われていたこともあり
ラムの心は揺れていました

 

ラムの宣言

予備校との面談の前に言いました
「私立医学部に全集中する 国公立は出願しない」

医学部がダメならば
こういうことがしたいという志望を持っていました

興味がある学部がある大学をいくつか見つけていたので
そちらを提示すると
前期は「医学部に出願する」と言うと思っていたのですが
「前期も後期も国立の医学部は出願しない」
という宣言

ラムの決意は「私立」でした

少しほっとしました
これで二浪はないかも と

そして やめた方がいいんじゃない?と
耳元で囁き続けた
医者という職業への夢を
諦めてくれるだろう と

…そうなんです
父ミキも 母みるくも
医者という職業はやめてほしいなと
願っていたのです

ここから怒涛の日々が始まりました

 

*1:共通テスト終了の数日後 自分の自己採点の点数を入力すると登録した受験生の統計情報をもとに判定が表示されるシステム。どこまで正しいのかわからないけれど、受験生はそれをもとに出願先を決定していくのです