ラムはいつかひつじになる

フツウの家庭の子が病院の先生をめざすおはなし

唯一の医者の友だちに言われたこと

医者の友だち

わたしにはひとりだけ
医者のお友だちがいます
高校時代の友だちです
遠距離になったので
なかなか会わないのですが
数年に一回くらい会う
高校の時の友人の中で
一番会う友人です

ラムが小さい時は
彼女が ラムに合わせてくれたこともあって
三人でよく会いました

幼稚園になって
「びょういんのせんせいになる」
と 言い出したころ
「むっちゃん(彼女のこと)びょういんのせんせいだよ」と
言ったら
彼女と会った時に
「ラム びょういんのせんせいになる」と
宣言していました

むっちゃんひとこと
「やめとけ」

 

説教を受ける

「みるく 医者なんてやめときなよ」
と むっちゃんに言われました
「やめたほうがいいとは言ってるよ」
と 反論
「きついし 儲かんないし
 ほんと 儲かんないから
 儲かる儲かるって言われてるけどさー」
的な

いやいや わかってます
彼女も開業医というわけでないし
うちだって 開業医になれるわけでないし
世の中が考えているほど
儲かるわけでは ないのでしょう…

「まぁ 『病院の先生になるんだったら』
 ちゃんとお片付けしなさい とか言えるから
 そのままにしとくわ…」
と 彼女に言いました

moko-money.hatenablog.com

 

やさしきむっちゃんは ラムに言いました
「今から勉強しときな」


まぁ その後 会うたびに
むっちゃん「で?まだ 医者になるって言ってるの?」
みるく「やめてほしいんだけど まだ言ってる」
その会話を繰り返したものです