ラムはいつかひつじになる

フツウの家庭の子が病院の先生をめざすおはなし

後悔していることその1-英語について-その1

 

20年以上に渡る
子育ての中で
やっておけばよかったということもあります

それをすることによって
他へ影響し
また違った未来になっていたかもしれませんが
大きくなって
あれやっておけばよかった
これやっておけばよかったという
後悔を 記録します

英語やっておけばよかった

とても思うのがコレ
もっと馴染みのあるものにしておけばよかった
と 思います
母みるくも父ミキも
英語は学校で学んだだけ
ただ それは 本当に30年以上前の話
いや もう40年近くか

公立中学校の英語にでおや?と思いました
この子 英語 ヤバイ?
中学校や塾での点数はとれていたのだけど
何かがおかしい と 中一の冬頃に思いました

時すでに遅し…です

ラムの時代と 母みるく や 父ミキの時代とは
学び方や学ぶ内容が違います
だから 勉強の仕方などには全く口を
口していなかったのですが

みるくやミキの時代は
暗記や暗唱をさせられていました
みるくの場合は

  • 教科書丸暗記が必須
  • 単語は書いて覚える

これが英語の常識でした

暗唱はしない 暗記はしない
なんとなくやってるから
単語の綴りもイマイチ

塾での英語の成績が降下してきて
ようやく気付きました
学校は なんの問題もなく
いつも点数は90点以上

90点以上の理由

なんと 英語のスペルミスは 
減点されていませんでした…
ぱっと見る限り(中一なのでさすがにわたしもわかりました)
間違えているのにチェックが入っていないのもありました

中学校の三者面談の時に
減点してください と 言っちゃいました
でも ひとつふたつは 減点しないんだそうです…
そして 先生も忙しく 全員分の
ひとつひとつのスペルまで 見ていられない雰囲気

いいのか…これで…
と 思ってしまいました

塾の面談でも英語について指摘され
塾の先生にはこの子のためにも将来のためにも
厳しくしてくださいと お願いしました

ラム もちろんウザそうでしたがね

母つきおとす

そして 中一の冬に塾から電話がありました
「今のクラスに置いておくことも問題ない
 けれど 一度落としますか?どうしますか?」
簡単にいえば そういうことです

クラスを落とすことで メンタルが下がって
やる気が落ちる子もいるそうで
そういう子の場合は 上のクラスを維持したまま
成績を上げるよう 補習などもするそうです
下のクラスに落ちたとしても
そこでも同じように 補習をするとのこと

数学の場合は ついていけなくなるので
下のクラスにした方が いいのだけど
英語だから 今のクラスでも
クラスを下げても 問題はないと言われました

落としてください

みるくは ライオンとなり
ラムはライオンの子のように
崖から落とされました

家出

その数日後
塾でクラス変更のお知らせがあったありました
わたしは知っていたのですが
もちろんラムは 塾で知りました

で 帰ってきません…

心配しました
ヤバイ どうした?!

夫の実家から 連絡がありました
「ラムが家に帰りたくないって うちに来た」
家出ですね

家出の詳細は また 語ります

英語をやっておけばよかった

英語なんて学校でしっかり
学べば自然に身につくもの 
そんなふうに思っていましたが
そうでは ありませんでした

それでも 公立中学校では
なんとなくでクリアできました

わたしたちの時代と違い
最初から できる子が多い
最初から できる子が多いから
入試で求められるものが
30年前に比べて さらに上になっていた

母国語のように学んだ子と
勉強として学んだ子
同じ文章を読んだときの
理解度が かなり違う

それは 頭では理解していたけれど
母国語のように学んだ子が
あんなにも多いとは 思わなかった

勉強として学んだ子は
とても努力が必要だったと思います
わたしの時代は 
スピーキングとヒヤリングは
そこまで必要でなかったから
努力でまかなえる部分も多かった

母国語のように学んでいれば
その英語への努力を少しは 他に回せたかなと
思ったりもする

あとの祭りではあるけれど

これは わたしの親としての大きな後悔です